SANYO アルカリ乾電池 2本
単5形 LR1D-2BP 1.5V
他社と同じようにブリスターパック2本での販売形態であり、販売価格も他社と同じく200円代中間だと思いますがこの頃の製品はほとんどオープン価格なので分かりません。この個体そのものは使用推奨期限切れということで50円というのをカメラ店で購入してきました。三洋電機のSANYOブランドの乾電池は比較的取扱い店舗（チェーン）が少なかったのですが100円ショップであるミーツ（シルク）に単3・4形のブリスター２本が販売されたり、ディスカウントストアであるダイレックスにも多数ラインナップが並んでいたりとニッチな店舗で並んでいたような。ダイレックスでの価格は単2形2本が150円以下というFDK日本製OEMにしてはかなりの格安だったので好んで購入していました。三洋電機乾電池事業撤退時での在庫処分では使用推奨期限まであと4年程あるのに単4形シュリンク8本パックが50円というトンデモ価格で販売されていたので衝撃でした。
パッケージデザインはDシリーズ共通の青を基調としたものになっています。現在では見られないSANYOロゴもバッチリあります。現在でも三洋電機そのものは存在しているのですが、Panasonicと書いて三洋電機のロゴなのでSANYOロゴは一部を除いて見られません。
SANYO 単5 1.5V
LR１D-２BP
三洋電機株式会社 〒870-8677 守口市京阪本通2-5-5
パッケージそのものにはなぜか乾電池の原産国表記がありません。注意書きはどの乾電池にもみられるような一般的なものになっています。
乾電池本体はDシリーズをミニチュアしたような感じで可愛いです。（乾電池に可愛いって変な気が…）
SANYO アルカリ乾電池
Hi-Capacity & Long Life ALKALINE BATTERY
単5形 水銀0使用 LR1D/1.5V
三洋電機株式会社
〒870-8677守口市京阪本通2-5-5 MADE IN JAPAN
三洋の乾電池は使い捨て式のアルカリ乾電池にも自社住所を表記しているので好感が持てます。単5形というミニサイズなので少し文字サイズに無理が来ている気もしますが。
日本製単5形ということで定番のFDKのOEMでしょう。余談ですが現在は006P乾電池に続き単5形の日本製乾電池も絶滅してしまいました。
こうやって見ると本当に単3形のミニチュアです。Dシリーズの単3形は内部にゲルを入れて振動に強いなどと特異なセールスポイントが書かれていました。
三洋電機の乾電池は早くから広く市販する事を諦めていたのかアルカリの単5形及びマンガンの単5形と9V形をかなり早い段階から生産終了にし、廃盤としていました。そのため三洋系列のショップではラインナップに困ったらしくパナソニック乾電池を代わりに置いていた店舗をよく見かけた記憶があります。ヨドバシやビックカメラなど都心型大型店舗では若干見かけるもののヤマダ電機の地方本店等の中規模量販店では三洋電機の乾電池は見かけず、ディスカウントストアやカメラチェーンなどかなり偏った分野の店舗に置かれていたのも特徴でしょう。
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