三洋電機がアメリカデュラセル社と合弁していた頃のマンガン電池です。といってもマンガン電池だとデュラセル要素はなさそうですが
SANYO MALLORY SUPER
R6P/S.1.5V [SUM-3(S)] C8501 T-T
単三形乾電池 MADE IN JAPAN
合弁会社は三洋デュラセルなもののマンガン乾電池の場合はデュラセルではなくマロリーの名で販売していたのはアメリカと同じですね。SANYOロゴも現行ではなく旧ロゴになっています。このゴールドをベースにするというマンガン電池のデザインは日立ゴールドシリーズなどで度々見られたデザインです。JIS表記から東芝電池高崎工場製と思われますが黒マンガン相当のNEO SUPERや他サイズ単1形などでも同様でした。
三洋デュラセル株式会社 営業係
〒107 東京都港区赤坂1-11-41 第一興和ビル
2年補償 (底面̠-に表示の製造年月より2年間)この電池の液もれによりご使用の器具を傷めた場合、電池とともに直ちに下記宛へお送りください。充電したり、+-を逆にした場合等の誤使用を除き、修理または交換いたします。
販売会社は三洋デュラセル株式会社、社名表示というより液もれした場合の送付先表記に見えます。80年代の乾電池にありがちな液漏れ補償付きの乾電池です。
液もれ補償には「修理または交換」とありますが、他社メーカーの機器でも修理できたものなのですかね。それとも現代の延長保証を提供する保険メーカーが提携独自修理メーカーを抱えているように各電池メーカーも修理メーカーと提携でもしていたのでしょうか。
86-10
底面表示から1986年10月製ということがわかります。旧FDK鳥取の会社概要には三洋電機とデュラセルの合弁解消は1986年12月とあるので三洋マロリー電池としてはかなりの最後期の電池になるようです。
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